きっと響かない

専門学校を出たくせに高等教育機関を出たかのように振る舞う元高専生のブログ。理系でコミュ障でオタクという役満な人生とは是如何に。

へそさがしてる

今回は前回記事で謳ったとおり

セカチューをテーマに自分語りを書きます。

 

僕がセカチューに出会ったのは2005年、

当時小学4年生くらいだったと思う。

家族に大沢たかおの大ファンがいて、

レンタルビデオショップから

借りてきたのを家族で見たのが最初だった。

 

 

当時の僕はスクールカーストなんて

言葉はなかったけど、

なんとなく自分の立場を弁えていて、

中の下という扱いに慣れていた。

 

特にいじめられもしないが、

あまり発言感はなく、

好きに生きるには

根回しと善行ポイントが必要な程度の、

そんな学校生活だった。

 

幸い友達もそれなりにいて、

運動音痴な自分と馬鹿騒ぎしてくれる

グループの中にいた。

勉強は出来たが

運動はからっきしなので

遊ぶときはゲームが多かった。

もちろん異性なんて意識してなかった。

 

そんな、一般的な小学生男子だった僕が

この作品を見た感想は

「綺麗って儚いことなのか」

ということだった。

 

もちろん、今の僕が見れば

 

エモい

 

だけで済ませてしまうのだが。(悪い癖だ)

 

 

セカチューを見てからの僕は

いつもどこかに亜紀を探してたと思うし、

朔太郎みたいに嫌味なく誰かの為に

行動できる人になりたいと思った。

 

価値観を変えるほどの作品

っていう意味では

十代の僕が出会った最初の作品でもある。

 

それまでは

ウルトラマンとか仮面ライダー

世界の全てだと思って生きていた少年が、

これまた良く出来たような

奇妙なフィクションで心動かされるのだから、この年になっては照れ臭さもある。

 

因みにこの少年は

7年後に最強に厳しいとされ、

落としたら即日留年確定するレポートを

書いている時、

部屋の灯り代わりでつけていたTVから

流れ出した「WHITE ALBUM」で

人生を拗らせるのだが、

これはまた別の機会に。

 

 

全く作品に触れない記事、

次でセカチュー編は一度おしまい。

ではまた。